右上1の歯をどのタイミングで抜歯した方が良いということですが、 レントゲン等の状況を見ていないので、右上1がどの程度吸収を起こし、どの程度ダメなのかが分かりませんので、正確にお答えするのは難しいのですが、現在右上1がものすごくグラグラしているのでなければ、すぐに自然に取れてしまうことはないと思います。 歯根の吸収があってもある程度 骨の中に根が埋まっている状態であれば、自然に取れてしまうまで、何年もかかる可能性があります。 場合によっては、何十年もそのままの状態で保つ可能性もありますし、根が完全に吸収してしまっており、根自体が骨の中にまったく埋まっていないのであれば、数ヶ月程度で取れてしまうかもしれません。 この差は、歯根の吸収程度と骨のどれだけ埋まっているかにより異なります。 このメールのみでは、どのような状況かは分かりませんで、これ以上は正確にお答えができないのが現状です。
また、過剰歯と一緒に抜歯してしまった方が良いのか? ということですが、これも右上1の状況次第であると考えられます。 右上1が完全にダメな状況であれば、一緒に抜歯してしまうことも考えられますが、右上1が治療により、痛みが改善し、保つ状態であれば、無理に抜歯する必要性はありません。 将来的に保存可能な歯をわざわざ抜歯することはありません。
この点は、現在の担当医と右上1がどの程度保つのか? 治療により痛みは改善するのか? 等を聞いてみて下さい。
根が吸収しているから 必ず抜歯しなければ ならないということではありませんし、痛みがあるから 必ず抜歯しなければならないということでもありません。 根が吸収していても十分長期的に大丈夫なこともありますし、 治療を行えば、痛みが消失する可能性もあります。
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