歯周病でお困りのことと察します。 現在の歯周病の状態が正しく分かりませんので、 具体的な治療方法を確定することは難しいですが、 左側の奥2番目の歯を抜歯した後の治療方法ですが、 ブリッジ、義歯、インプラント治療が考えられます。 どの治療方法が適しているのかは、 現在の口腔内の状態や 抜歯する前後の歯の状態 等によって大きく変わります。
ご相談の内容からすると 左の奥歯2番目の歯以外にも その手前の歯も歯周病で骨が溶けているということであれば、 インプラント治療やブリッジは厳しいかもしれません。 この場合には、義歯となります。
しかし、義歯の場合、 実際に作製しても使用できるかにはかなり個人差があります。
人によっては、義歯に違和感が強く、 ご使用が難しい方がいらっしゃるのも事実です。
そのため、まずは普通の義歯を作製してみて ご使用が可能かどうかを判断してみてはどうでしょうか?
また金属性の金具が審美的に良くないと感じられる方は多くいらっしゃいます。 しかし、先程説明しましたように 自費診療で金属性の金具がない義歯を作製したとしても 違和感等でご使用が困難となる方もいらっしゃいます。
この点は担当医とご相談されて下さい。
また、歯周病が中程度から重度とのことですが、 歯周病の原因には、さまざなことがあります。
歯磨き以外にも 喫煙 や 糖尿病等の全身疾患との関連、 噛み合わせ、歯ぎしり等の問題、 生活習慣 等さまざまなことが関係してきます。
また、歯周病といっても 慢性歯周炎と侵襲性歯周炎という病状では 治療方法にも違いがあります。
進行した歯周病であっても 適切に治療を行なえば、進行を止めることも可能なケースもあります。 しかし、すべての歯周病を治すことはできません。
歯周病治療を行なっても治らない状態であれば、 はやり抜歯が必要です。
ここで問題なのは、歯周病治療を行なっても改善が難しいと判断された場合には、無理に残すことで他の歯へも歯周病細菌の感染が起こり、 さらに病状が悪化することもあります。
まず現時点で必要なことは、 どの程度歯周病が進行しているのかを診断し、 どの歯が残せて、 どの歯が保存が難しいのかを 判断することです。
そのためには、 適切な歯周病の検査が必要になります。
まずは、担当医と十分話しあってみて どのような治療法があるのかを聞いてみて下さい。
検査データがなにもないので、正しい判断ができませんので 一般的な説明のみですみません。
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