７０歳の義母の相談です。
生まれて初めて歯科へ行った時に、歯を削る音で気分が悪くなり、それ以来歯科へ行けないそうです。現在歯はボロボロだそうです。義父から聞いた事で、本人は話したがらず、詳しい事はわかりません。話すときは手で口を隠しているのですが、前歯がほとんど無いように見えます。
最近扁桃腺で発熱する事が多いとのことで、この夏だけで３回もあったようです。高血圧で通院しており、発熱するとそこで診てもらっています。

1.今年の冬にＴＶで、「口の中の歯周病や虫歯の菌をなくすとイ　ンフルエンザなどの感染症を防げる」と言っていました。老人　ホームで歯磨き指導をしたら、インフルエンザが大幅に減った　という事でした。扁桃腺も、同じように、口の中の菌と関係が
　あるのでしょうか。歯の治療をしたら、防げる可能性もありま　すか。
2.義母のような歯科が怖い人のために、リラックス外来というも　のがあると聞いたのですが、どうなのでしょうか。高血圧でも　治療は可能ですか。
3.扁桃腺に限らず、色々な病気を防ぐためにも歯の治療をしたほ　うがいいと思うのですが、どうでしょう。無理にでも連れて行　ったほうがいいのか、そんな事をすると、血圧が上がってしま　うか、悩んでいます。

１．歯周病の細菌が心臓病の方の心臓から見つかり、内科的な疾患と無関係ではないと思われます。
２．歯科治療で恐怖心がある方は静脈内鎮静法で治療されると楽に治療が出来ると思います。
３．年配とはいえ、一人の人格をお持ちの大人ですから、ご本人の意志が大事です。うまく誘えるといいのかもしれません。