レントゲン等の状態をみてみないと正確には分かりませんが、 考えられることとして 1 根の先に膿みが溜まっている 2 歯の根自体が割れている(歯根破折) ということが考えられます。
切開し、根の先の膿みを取る治療の後、1週間で再度同じことを繰り返すこととなると『歯根破折』が考えられます。
歯根破折している場合、口腔内からの肉眼では分かりませんし、 レントゲンでも分からないことがほとんどです。
そのため、セラミック等の被せ物を除去し、実際に根の内部を直接見て始めて歯根破折と診断されることもあります。
もし、歯根破折していた場合ですが、割れている部位にもより違いますが、ほとんどの場合、抜歯になります。
折れている部位を接着剤等でくつけることは無理なケースがほとんどです。
おそらく歯根破折していると思われますが、 その理由は、他にもあります。 通常、根の先に膿みが溜まっている場合、抗生物質等で完全ではなくても腫れは治まります。 それが、2ヶ月程度も変化がないことは、単に根の先に膿みが溜まっているのではないと考えらます。
歯根破折している場合には、抗生物質や経過観察しても折れている部分がくっつくわけではありませんので、 腫れ等は変化がありません。
正確には、セラミックを撤去して根の内部を見てみないと分かりませんが、抜歯の可能性は高いと思って下さい。
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