隣接面カリエス治療におけるインレーについて |
2005年10月24日(月)22:18:23相談者:えてこせんせい |
右下第一大臼歯、第二小臼歯間の隣接面カリエスと診断され、メタルインレーを施されました。全く歯痛などの症状を呈していなくても、要治療な程の隣接面カリエスに進行することはよくあることですか?またカリエスフリーな状態から要治療な隣接面カリエスに進行するまで、20代後半の成人の場合どれくらいの期間を要しますか?一般的にカリエスの進行程度(C1〜C4)のどの段階がインレー適応になるのですか?また、インレーの保持性を重視して、歯の上面がカリエスでなくても多めに健康な歯質まで削り取られることはありますか?以上、何卒よろしくお願い致します。
|
|
回答
Re:隣接面カリエス治療におけるインレーについて |
2005年10月26日(水)19:21:07回答者:佐藤明寿
(南青山インプラントセンター) |
隣接面カリエスは多くのケースで症状がなく進行します。 症状が出る頃には神経まで虫歯が達している場合が多く、そうなる前の早期発見・早期治療が基本です。 カリエスの進行の期間はかなり個人差があるので一概にお答えできません。(歯の質の違い、口腔内清掃状態、デンタルフロス使用の有無などに大きく左右されます)一般的にC1〜C2程度が適応です。 インレー修復はCR充填等に比較して若干多めに健康歯質を削るデメリットは確かに存在しますが多くのメリットがあるのも事実です。
|
|
Re:隣接面カリエス治療におけるインレーについて |
2005年10月29日(土)04:35:41返信者:えてこせんせい
|
丁寧にわかりやすくお答え頂きどうもありがとうございました。そもそも、治療前になんら説明がなくいきなり治療が始まってしまったので、その歯科医師に対して不信感を抱いたことが今回の相談の発端です。今後はデンタルIQを高めて、治療が始まる前に自分から積極的に説明を求めていこうと思います。どうもありがとうございました。 |