2006年6月頃、一般歯科医院での治療を行おうと診察台に座って医師が来るのを待っていました。隣では他の患者が治療を行っており、ドリルの音が聞こえていました。 感情をどう表現すればいいのか分かりませんが、いつも以上の緊張を感じて、そのまま意識を消失してしまいました。 意識はすぐ戻ったのですが治療が出来ないと言われて総合病院を紹介され、重度の歯科恐怖症と診断されました。精神科へも受診し服薬していますが、あまり効果はなく受診中や待合室で頻繁に過喚気がおこってしまい呼吸のコントロールが出来ない状態です。治療として点滴のみを行っています。治療箇所も多く(抜歯をしなければならない歯は11本)、炎症もひどい為、早急に全身麻酔下での治療をした方がいいと医師からは言われています。しかし全身麻酔下で行う治療には限界があり、その後の外来治療のリスクが高いといわれ、差し歯が可能な歯までも抜歯をしてしまい外来ではドリルなどを一切使用しない方法で治療をしたいと言われました。簡単に言いますと「入れ歯」です。私はまだ26歳で、なかなか入れ歯を受け入れることが出来ず、根本的な治療が出来ないままです。
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