歯の噛み合わせが良くないので、現在矯正を考えています。

先日鏡を見ていたら、光を当てると歯の表面に薄いヒビが見える歯が何本もあることに気付きました。
歯に強い光を当てて、じっくり見ないと気付かない程度で、今まで歯医者さんでそのことを特に言われたことはありません。

気になるのは、矯正でブラケットを付けたり、外したりする過程の中で、ヒビが広がったりしないか、ということです。

小さい頃に一度ブラケットを付けて矯正をしたことがあるので、それを取る時に薄いヒビが出来てしまったのか、それとも、普通の人でも歯の表面に薄いヒビがあるのかは分からないのですが、今回矯正をして、ヒビが広がってしまい、結果的に歯を削ったり、抜いたりしないといけなくなったら困るので、気になっています。

普通の人でも歯に薄いヒビはあるのでしょうか。薄いヒビは矯正に際して問題があると思われますか。

歯科の世界ではマイクロクラックといわれ、矯正したしないに関わらず歯に薄いヒビのようなものができることがあります。特に病的なものではなく、それに対する治療などは一般的には行いません。当然普通の人にも存在し、加齢や日常の咀嚼運動のなかでできてしまうものだと考えられます。特に矯正をするうえで問題になることはありません。通常の歯と同じようにブラッシングを行っていけば大丈夫です。