先日、咬合性外傷などの予防のために、マウスピースを作りました。はめてみると高さがあり、口をずっと大きく開けているような感覚でしたが、顎に痛みはありませんでした。翌日、噛み合せを専門とした違う病院に行き、マウスピースも見てもらったところ、「とても良く出来ている。」ということでしたが、高さがあるということで調整して頂きました。その夜着けてみると、全体的に低くなり、顎がガクガクします。３日目には慣れてガクガクとはしなくなりましたが、顎に良くないのではと不安です。また、口の中をマウスピースで噛んでいるようで、頬の内側左右ともミミズバレのようになっています。マウスピースは、最初のように、大きく口を開けている状態と、口がしっかり閉じているのとどちらが良いのでしょうか？よろしくお願いいたします。

一概にマウスピースといいましてもさまざまなタイプのものがあります。咬合性外傷などに用いる場合には一般的には単にすべての歯が均等に当たるように調整することが多いのですが、いわゆる顎関節症の治療の際には目的が全く異なるため調整法も異なることがあります。またマウスピースの形や素材も目的に応じてさまざまです。マウスピースで頬を咬むのは歯とマウスピースの位置関係によるものです。通常は作製した担当の先生が調整するのが良いと思います。どちらの先生でもよろしいのですが、どちらかの先生にお決めになりその処置を信頼して通院されることをお勧めします。