一年半くらい前になりますが、奥歯の虫歯がかなり痛んで少しはれたときがありました、3日くらいたてば痛みは治まりましたが、とても大きい穴が開いてしまいました。そのとき留学中でしたので、海外で保険なしで治療もできず、その半年後に日本に一ヶ月一時帰国して歯医者にいきました。その虫歯はとても深いらしく、一ヶ月じゃ治せそうにないし、中途半端になおしてまた留学するくらいなら、このままなにもしないでおこうと言われました。あと1〜2年で帰ってくるんなら、抜くのはとてももったいないと言われ、そのままでまた留学先へと戻りました。それから一年たち、その間痛みに襲われることも一度もないけれど、日本に帰ってこの虫歯の治療ができそうなのがまたもう1年後です。今、虫歯は自分でもそうとう深い穴があいてるのも分かるくらい深く、かといってものが詰まっても痛みもなく、すごく冷たい水がしみるくらいです。考えられる範囲でこの虫歯は今どんな状態なのでしょうか。抜歯だけは避けたいのであと一年、どういうことに気をつければ根は残せるようになるでしょうか。教えてください。

検査をしない状態では、どうなっているのかを正確に判断することは難しいことですが、１年以 上大きな虫歯を放置しておいたということは、かなり虫歯は進行している状態です。
通常、長期間放置した場合で、痛みがないという状態では、歯の神経が自然に死んでしまっていることが多いのですが、
冷たい物がしみるということは、神経はまだ生きているということです。
これは、幸運な状態と思って下さい。
できるかぎり早期に歯科医院に行き、虫歯を除去すれば、早ければ、１〜２回程度で治療が終了する可能性もあります。
ただし、虫歯が深く、神経を取り除かななければならない場合には、
神経の治療から被せ物の完了まで、最低でも４回はかかります。

これからまた１年放置した場合には、抜歯となる可能性が高くなります。
進行した虫歯の場合、日常生活で気をつければ良いというようなことはありません。
治療をきちんと行うことが最大の予防です。

現在少しでも時間があるのであれば、早速明日にでも歯科医院に行かれることをお勧めします。

今痛みがなくても急激に痛みが起る可能性も十分あります。

悩むより、まずは、歯科医院で治療することです。