ブリッジかインプラントのどちらが。 |
2009年12月18日(金)17:49:16相談者:弥生 【東京都】 女性 26歳 |
10数年前、怪我で前歯が大きく欠け、神経を抜き差し歯にしました。 差し歯の色が変色していたのと、差し歯の両隣りの歯の痛みがあり最寄りの歯医者行きました。 レントゲンで差し歯の根(薬)がレントゲンでは薄く。まず根幹治療することになりましたが、治療中、土台が全部取れていないのに血が出てきて、根に血が溜っているかもと。さらに土台の根がまっすぐ入っていないようで、土台(シルバー)がうまく取れず。。 また、あまり認識していなかったのですが、差し歯の歯茎にオデキもありました。その周辺を指で押さえると痛いです。 担当医から、ブリッジかインプラント又は入れ歯を考えましょうと言われました。ただ根の状態がどうなっているのか、インプラントに出来る状態か、怪しいようです。前歯の差し歯の両隣りの歯にも虫歯があり、この治療もしないといけないのですが、ブリッジにするにも両隣りの歯は虫歯で、、年齢的にも入れ歯は考えられません。見た目もきなります。インプラントにする方向でやってみて、できなければ、ブリッジに変える事ができるのでしょうか?
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回答
Re:ブリッジかインプラントのどちらが。 |
2009年12月19日(土)09:17:37回答者:杉山
(大船駅北口歯科インプラントセンター) |
まず、インプラントとブリッジのどちらが良いのか? ということですが、それぞれの治療には利点、欠点があります。 まずインプラントの最大の利点として、周囲の歯を削らないことです。 歯を削ることは決して良いことではありません。 ただし、インプラントの欠点としては、 インプラントの手術が必要であること 治療費がかかる(保険がきなない) 治療期間が長い 等があります。
それに対しブリッジの利点は、 保険も適応できる(材質は限定されますが) 治療期間が比較的短い ということになります。 最大の欠点は、歯を削ることです。
今回のケースで根の状態が悪いため、インプラントが可能かどうかの判断が難しいようですが、ブリッジ、インプラントのどちらにせよ 抜歯が必要になりますので、抜歯を行い根の状態をみてみれば、可能かどうかが分かります。
また、インプラントの治療方法には、 抜歯と同時にインプラントを埋め込む方法 と 抜歯後に一定の期間待ちインプラントを埋め込む方法 があります。
今回のケースでは、状態が良くないとのことですので、 抜歯し一定期間待ちインプラントを行う方法になる可能性が高いと思われます。
そのため、現段階でどちらかに決めることはなく、 抜歯して骨の状態等を確認し、インプラントに適しているかどうかの判断をする方が安全であると考えられます。
また、抜歯当日は、両側の歯に仮歯を接着させる方法を行えば、 抜歯当日から歯がないということはありませんのでご心配されないで下さい。
また、インプラント予定であれば、抜歯と同時に行っておいた方が良い治療があります。 ソケットプリザベーション法と言われる治療です。 この方法は、抜歯でできた穴が早く骨で回復できるようにする治療法です。 抜歯と同時にこの方法を行うかどうかが、今後の治療に大きく影響しますので、ソケットプリザベーション法は行った方が良いでしょう。 インプラントを専門としている歯科医院であれば、待ちがなくこうしたことを前提として対応していると考えられますが、ご心配なようでしたら担当医に聞いてみても良いでしょう。
また、もっと細かい話にはなりますが、 治療後の審美性という点を考えると いくつかの検査事項があります。 例えば、歯肉の厚み、骨吸収程度、歯並び、噛み合わせ 等を考慮し、どちらの治療が適しているかを判断します。
上記のような検査の結果、ブリッジの方が適している可能性もあります。
まずは、インプラントの前提で治療計画を立ててみることが良いかと思います。 いきなり、歯を削ってしまえば後に戻ることはできません。 インプラントを前提で考えれば、ブリッジに変更することも可能です。
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Re:ブリッジかインプラントのどちらが。 |
2009年12月20日(日)16:11:03返信者:弥生
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不安になり、相談いたしました。 回答をいただき、ありがとうございます。
そういえば、担当医から骨の回復が・何とか・・などの治療についても言われた気がします。。突然だったので、インプラントとブリッジの事で頭がいっぱいになっていました(歯を削りたくないし)。。
インプラントの専門歯科ではないのですが、近所では評判の個人の歯科医で、インプラントやブリッジの経験もあるようです。 インプラントをする方向と、またソケットプリザベーション法についても、担当医ときちんと相談してみます、ご助言いただきまして、ありがとうございました。
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