神経の無い前歯について |
2011年7月8日(金)13:08:30相談者:Kon-chan 【神奈川県】 男性 35歳 |
上前歯2本(右1左1メタルボンド)を事故で折ってしまい、現在通院中です。 その際右2の前歯も、今回の事故の際に、神経が傷つくほどの衝撃を受けていて、神経を抜く処置を致しました。 今回歯科医より、「右2の前歯は神経が無く今後黒ずんでくる。新陳代謝もおきていない。色を合わせやすいので、一緒にクラウン(メタルボンド)にしてもよいのでは?」「但し自分の歯を傷つけるのが嫌であればそのままでもよい、神経がなくても前歯なので奥歯ほど割れるリスクは少なく、現在審美面以外に懸念事項はない」と言われています。
個人的には、右2の表面だけを削ってクラウンを入れてもよいと考えていますが、自分の歯を削ることで「右2とクラウンの隙間から虫歯になる」やその他具体的ではないですが漠然とした不安があります。
ちなみに、右1と右2は少し重なっていて、右2の重なっていた部分にはCRの治療痕があります(表面からは見えません)。
上記なような状況で費用面でなく純粋に 「右2をクラウンにしたとき」と 「自分の歯にしたとき」 の、リスク/ベネフィットをご教示頂けると助かります。(特にクラウンにしたときのリスクについて)
宜しくお願い致します。
|
|
回答
Re:神経の無い前歯について |
2011年7月9日(土)13:41:49回答者:佐藤明寿
(南青山インプラントセンター) |
私の考えですが、「右2をクラウンにしたとき」のリスクは費用の面のほか特になく、ベネフィットは「より審美的な改善が可能」であることと、「破折リスクの軽減」「2次的虫歯の予防」などです。「自分の歯にしたとき」はその逆で、コストが余計にかからないことがベネフィットですが、リスクとして見た目の問題や(特に両中切歯MB製作時の色調に影響)、「破折や2次虫歯の問題」などが考えられます。クラウンは適切に施術されれば、長期的に安心してご使用いただけると思います。
|
|
Re:神経の無い前歯について |
2011年7月10日(日)18:15:06返信者:匿名
|
佐藤先生
おいそがしい中、迅速丁寧なご回答ありがとうございました。参考にさせて頂きます。
|