説明不足のための勘違いがあると思われます。 60歳以上は高齢だからCTを取っているわけではありません。 20歳代で親知らずを抜歯する時に、CTを取ることは良くあります。
どうして、抜歯する時にCTを撮影するかと言いますと、下顎神経や下顎動脈 の入っている下顎管との距離が近い場合や接触している場合に撮影する必要があります。 撮影せずに事故が起こった場合、大量出血や長期に渡る神経麻痺の可能性があります。 CTの撮影は親知らずの抜歯に保険でも撮影でき、約3500円ぐらいです。
歯科用のCTに撮影できる範囲はメーカによって違いがあります。 狭い範囲を繊細に撮影できるCT や広い範囲を撮影できるCTがあります。 狭い範囲のCTはできるだけ撮影範囲を減らして、被爆線量を減らすためです。
1、歯科医院のCTの機種によっては撮影する必要があります。 撮影して、期間が2~3年経てば撮影する必要があります。 2、60歳でも下顎管との位置関係の問題がなければ、CTを撮影することはない。 (全身疾患はがあれば、話は違いますよ。)
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