娘の矯正について |
2006年2月3日(金)04:12:11相談者:紅茶()歳 |
小5,11歳の女の子の母親です。低学年のころ学校の歯科検診にて不正咬合と言われました。その後、そのドクター(学校に診断にきていらっしゃる)にお尋ねした矯正歯科に行ってまいりました。娘の友人もそこに通っていらっしゃること、学校の指定医に紹介を頂いたこと、娘も矯正に乗り気であることなどを理由に、治療をスタートすべく、検査をしました。来週その結果を聞いて、どのような治療をするか話されるそうです。矯正をするにあたって、インターネットでいろいろ検索していくうちに、トラブルやひどい結果になっているケースもあることを知り、怖くなってきました。ドクターとのはじめの話で、もしかしたら抜歯の可能性もあることを言われていますが、(これは今後の治療をみてとのこと)果たして健康な歯を抜くことが良いことなのかどうか、抜かない治療や床矯正など、まだまだいろいろな方法があることを知りました。ただ何が良いのか、正しいのか、判断の基準が私自身にありません。大切な大切な娘です。取り返しのつかないことになっては大変です。親として、歯科矯正について、どのような知識を持っておくべきなのか、歯科医師のよしあしの見分け方などなんでも結構です。参考になる書籍、HPでもかまいません。私自身が正しい判断が少しでもできるために、何かアドバイスをお願い致します。
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回答
Re:娘の矯正について |
2006年2月7日(火)21:35:43回答者:小笠原 潤治
(ウイズ矯正歯科) |
紅茶さんのように、矯正医を選択する場合に大変悩まれるのはお察しします。私自信も内科医を選択する際には本当に不安です(笑)。 診療時間や所在地、料金や設備などで比較はできても、そのドクターの臨床技術に関してのインフォメーションはほとんど皆無に近いですから!どんなにすばらしい設備も診断能力がなければ、ネコに小判ってヤツですからネ!笑(?.?) 我々矯正医の間での臨床能力の評価は暗黙のうちに、どれだけ人に見せられる症例を持っているかという事です。診断や治療に対してものを言う時、必ず「症例をだせ!」と言われるのが普通ですし、私自信、そのドクターの臨床技術に関しては、学会や研究会での症例報告から推し測るしかありません。この時にはやはり、自分と似た価値観をもって診療にあたっているドクターの評価が高くなってしまいます。
ヒントは 1.治療の目標をはっきり述べるドクターは信頼できます。目立たない装置や抜かない治療、楽な治療は私に言わせると単に方法論です。患者さんの中には治療目標が方法論と混同されている方が多く、気持ちはわかりますが。。。。。
2.相談に行かれた時に、あなたと同じような治療例をプレゼンテーションできるかどうかは、そのドクターがどの程度症例をお持ちかを推測できます。
3.歯やあごの形態ばかりでなく、機能や筋肉、どうして現在の症状が起こっているかという原因論をきちんと展開できること。原因が除去できれば、その治療は成功します。
4.リスクをうやむやにせずに、きちんと説明できるドクターは自信がある証拠です。
5.感じの良いスタッフかどうか?診療室はドクター独りでは成り立ちません。うちのような!?、優秀なスタッフがいるかどうか(笑)。スタッフもドクターと同じような治療に対する評価ができているかどうか? さらに、そこのスタッフがその診療室で治療を受けていれば、かなり信用して良いのでは?? ただし、相性というのもありますので、そのドクターと信頼関係が築けるかどうかが、一番大切な事です。信頼関係がないと、どんなに正しい治療も怪しい治療になってしまいます。あと、疑うときりがありませんよ!!少しは参考になったでしょうか?
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ありがとうございました |
2006年2月8日(水)12:55:04返信者:紅茶
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ご親切な回答、心より感謝致します。 なんだか一気に不安感が取れた気がします。 明日検査結果も聞きにいき 小笠原先生のおっしゃったことも参考にさせていただきたいと思います。 今、診ていただこうとしているところは ドクターもゆっくり説明くださっているし スタッフも感じがよかったので その意味では印象はよかったです。
どのようになるかはわかりませんが あまり心配しすぎず、かつ納得いくように先生に お聞きして決めたいと思います。
ありがとうございました。
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