再根管治療後の被せ物におすすめの素材はありますか? |
2021年11月17日(水)11:40:47相談者:リースママ(女性)37歳 東京都 |
約11年前に右下7番の根管治療をしました。 その箇所に膿があると言われマイクロスコープにて再根管治療を行い9ヶ月経ちましたが、担当医に「治りが完全ではなくゆっくり治る場合もあるし、このまま治らない場合もある。しかし中を開けての治療はこれ以上やれる事はないので被せ物をしてよい。膿が残った場合、将来悪さをしたら意図的再植術という処置がある。その可能性があるので被せ物はセラミックではなく銀歯を勧める」とのことでした。 銀歯には銀合金とパラジウムがあると教えていただきました。自費根管治療の為被せ物も自費になります。今の医院では、パラジウムが銀合金の4倍の価格です。
他にもおすすめの素材はあるのでしょうか? 銀歯の場合この2つではどちらが良いのでしょうか? 被せ物クラウンが劣化しやり直しを行うと歯を削ったりして歯の寿命は縮むのでしょうか?
夜間噛み締めが強くナイトガードを使用しております。 お忙しいと思いますが教えていただけますと助かります。 よろしくお願いいたします。
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回答
Re:再根管治療後の被せ物におすすめの素材はありますか? |
2021年11月19日(金)19:36:15回答者:岸本英之
(岸本歯科クリニック) |
担当の先生がおっしゃるようにきちんと再根管治療をしても治癒しない場合や、将来的に問題が起こった場合には意図的再植術や歯根端切除手術という外科処置で対応することが可能な場合もあります。 被せ物の選択をする場合には根管治療の結果だけではなく、咬み合わせの状態や歯ぎしりの有無、咬み合う相手の歯の状態、見た目などを考慮して検討する必要があります。 現在、金属の相場が高いため自費治療の場合には費用が高くなってしまうのは仕方ないかもしれません。 もし歯ぎしり等があって見た目をそれほど気にしないというのであれば白金加金合金が良いのではないかと思います。 銀歯でということでしたら銀合金よりは12%金銀パラジウム合金の方が良いのではないでしょうか。 被せ物をやり直す際には虫歯等がなければなるべく歯を削らないように行うので、そのことが直接の原因で歯の寿命が縮むということはありません。 ただ何度もやり直すとやはり余計な負担がかかってしまう可能性もあるのでなるべくやり直しをしない方法で治療をしてもらうのがよろしいと思います。
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Re:再根管治療後の被せ物におすすめの素材はありますか? |
2021年11月20日(土)21:08:16返信者:リースママ
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お忙しい中、丁寧なお返事ありがとうございます。 歯科治療について何が最善の選択なのかと悩む事が多く、限られた診察時間に的確な質問も出来ず不安な時にこの様な形でお聞きでき参考になりました。
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